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あの日見た桜

重い目覚め。

薄曇り、雨と風。

たった1日の2016/4/17は、そんなふうに始まった。

 

ここのところたくさんの人に会い、あまりにもたくさんの食べ物やお酒を摂取していたら身体の中に毒がたまってしまったみたい。

 

なんにしろ特定のモノを過剰摂取してしまうきらいがある。

中毒せずに広く深く、をしばらくの目標としよう。

 

今日久しぶりにテレビを見たら、九州の震災が想像を超えてひどいことになっていた。

エクアドル地震もそうだけど、最近大規模な災害というものがどんどん身近になってきた気がする。

 

2011年の東日本大震災原発事故は日本人の意識を大きく変えたけど、自分が体験しない限りどんなひどい災害や事件も結局は部外者としてしか認識できない。

ボランティアをする時、その部外者としての遠慮みたいな何かが事実を見る視界を変えてしまっているのではないかって恐れたりもする。

勝手な考えだけど。

 

阿蘇には2011年3月に旅行で行っていた。

折しも震災の真っ只中だった。不謹慎かもしれないと思ったけど、あの時敢行していなければ、私を何かの現場へ駆りたてる衝動が生まれることはなかった。と思う。

長崎に寄ったときに出会った、原爆を経験したおじいさんも、渦中の福島にいる人々を思ってとても心を痛めていたのを思い出す。

原爆でめちゃくちゃになった長崎の街は、今はたくさんの人がいてにぎやかさを取り戻してる、だから東北もきっといつか必ず元に戻る、って希望を話したら、優しく微笑んでくれたこと。この先も、私の心に灯る火だ。

同じように、雲仙普賢岳のふもとに住む人々との出会いも印象的だった。

火山が噴火しなければ普通の民家として壊されていたであろう喫茶店。運良く噴火の難を逃れて残った建物を、地域のみんなで守っていた。

 

阿蘇は水源のまちとして有名で、私もたくさんの水源をまわった。

今、あれらの水源はどんなになってしまっているんだろう。

阿蘇山の圧倒的な大きさと、あのきれいな水とあのまちの人々の優しさはいつも一緒に思い出す。

 

どうか一人でも多くの人が早く安心して生きられるように。

心より祈ります。

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