君は原石だ
と言われたときに思うこと。
この前合コンというものに久しぶりに行ったとき、
相手側の、かなり物をはっきり言う人から「君は原石ってかんじだよね」って言われた。
合コン後、いつも飲んでいるこちら側のメンバーで反省会をしたところ、
その言葉に対して他の2名が一様に怒っていたのでたいそうびっくりした。
いわく「超失礼ではないか」ということなのだけれども、私は一切ディスられた感覚がなく
ただ「素質あるじゃん」っていう褒め言葉にしか思っていなかったもので
「普通はそういう考え方するのか・・・!!!」って衝撃を受けたんだと思う。
(二人が自分のことでそんなに怒ってくれるのがちょっと嬉しくもあった)
でもたしかに、当日はものすごくではないけど適度に小綺麗にして
化粧もまあすっぴんとは言わせない程度にして行ったので、
その努力をふわっと無視されたことに後からムラムラと怒りが湧いたりもした。
まあどうでもいいけど。
通常ある人のことを原石と言う場合は、何かこうものすごくその分野に精通している人が、
同じ分野で努力してるのに報われずもがいているように見える人に対して
勇気付けるためにかける言葉だと思っていた。
だからかな、確かに初対面の人に(しかも合コンで「相手をどんな人だと思うか」という話の時に)
その言葉をかけられたのは、確かにアレではある。
でもまあこれまで通りの「私、一応その才能あるんだ・・・!」っていう
楽観的な考え方の方が幸せになる気がするんで、そう思っときます。
あと一つ思うのは。
会社で以前同じグループにいた非常に仕事のできる先輩が新しいステージに異動していく際に、私に残してくれた言葉。
「君は原石だけど、他の人に磨いてもらうのを頼らずに進んでいってほしい」。
その頃めちゃくちゃに病んでいて、この仕事ほんと向いてないって悩むこともあり
「まじかよ〜」って思ったりもしましたが、感謝していますよ。
その考え方はかっこいいと思った。少なくともそれまでの私にはなかった。
まだまだ仕事では原石のままですが、気持ちだけは前を向かせてくれる言葉です。
結局人はいかに環境がよくても自分にその気がなければ成長できないのだ。
明日も頑張ろう。